契約社員として入社してすぐ、警備士として働くための国が定める法定研修を受けた後、商業施設へ配属になりました。そこでは、駐車場警備や施設内の受付など一般的な警備業務にあたり、警備のイロハを実践で学びました。その後、試験を受けて正社員となり、現在は鉄道警備隊として下北沢駅をメインに業務に就いています。場合によっては小田急線の別の駅に出向くこともあります。駅は広くて、歩いて回るだけで体力を使いますが、お客さまから道を尋ねられたり、呼ばれたりすることも頻繁にあり、仕事中はいつも忙しくしています。私は以前、飲食業界で働いていましたが、当社は警備職が未経験でも安心して職に就けるようにバックアップしてくれます。ですから、電車が好き、人と話すことが好きな方にもこの仕事をオススメしたいですね。
実際、危険と隣り合わせの部分はありますが、一方でそういった点に責任感を感じながら働いています。また、小田急線は入社前から利用していたこともあり、馴染み深い場所で働けていることも面白く感じられます。何より、この会社では一人ひとりの頑張りを認めてくれることにのやりがいを感じていますね。頑張ったことに対して上司がきちんと評価してくれて、責任のある仕事をどんどん任せてくれることで自信も付きました。手前味噌ですが、2017年に入社して以来、一度も「辞めたい」と思ったことがないんです。私は当社の入社前、椎間板ヘルニアを患い、リハビリしながら職探しをしていました。母の実家である宮古島でしばらく働いていた時期もあるんです。宮古島は、環境が良いところですが、賃金が安く、自分の理想の暮らしをするにはほど遠かった。そこである意味、「人生のどん底」を味わった過去がありますが、今はこうしてやりがいのある仕事に就けています。ですから、未経験でもしっかり人を育てて、誰もが活躍できるように受け入れてくれるこの会社に、感謝しかありません。
時間に余裕を持って行動することですね。出勤時間や作業の出発時間についても、早めに行動しています。そうすると心にゆとりが生まれますよね。警備の仕事は一つひとつの確認作業が大切です。時間に余裕がなくて焦っていると、確認が疎かになって予期せぬ事態を招きかねません。「焦り」は、自分の想像以上に心のペースを乱して、見えるものも見えなくしてしまうものだと思います。そういった不測の事態が発生しないように、いつも心のゆとりに繋がるような意識付けをしています。当たり前のことを当たり前に。それを叶えるためには、普段から自分の心を安定させた状態で何事も取り組むようにしています。
職場の雰囲気は働きやすく、仲が良いと思います。会社の福利厚生の一環として、「スポーツ大会」を開催しているのですが、警備だけでなく、清掃や設備など他部署のメンバーと交流できる機会があることも働きやすさに関係していると感じています。スポーツ大会では、皆の普段の仕事の様子とは違った一面が見られるので面白いです。私はそこで実行委員をしており、業務以外で自分のアイデアや企画が反映されるような機会があることも魅力です。また、仕事の面では、働く物件が多岐にわたるので、いろいろな場所で働けることも刺激になっています。人が多い新宿駅などは、歩いているだけですぐに声を掛けられることも多く、たくさんの人と出会えることも魅力の一つですね。
小田急ビルサービスが警備業務を行っている場所は、馴染み深い駅や商業施設、ホテルなどさまざまです。警備における専門的な知識は入社後にきちんと習得できる環境にあるため、未経験の方も挑戦しやすい仕事であると思います。想像以上にたくさんのお客さまから声を掛けられることも多く、そのぶんお客さまの喜ぶ顔を見られる機会も豊富です。警備士それぞれ、知識や対応力、警備業務に対する考え方が異なります。そこもまた、競い合ったり、刺激になったりすることも多いため、飽きることなく、探究心をもって働き続けることができると思います。多くの人の安全や安心を守る警備の仕事で、人と人との繋がりを感じながら一緒に働いてみませんか?