前職は異なる業界で働いていましたが、祖父が電気屋を営んでおり、設備職は身近に感じていました。そんな中、転職を機に、手に職をつけたいと思い、職業訓練校で設備を学び始めたんです。その後、小田急ビルサービスへエントリーし、設備職に就く予定でした。しかし、もともと営業職に就いていたこともあり配属は営業推進部へ。当社は、「清掃」「警備」「設備」と主要部門があるため、そのうち一つの分野でも専門知識を習得していることは役立ちます。私も設備を学んだことで、ほかの部門の知識習得に集中できたため、職業訓練校で学んだことは無駄でなかったと思っています。
当社は小田急グループの施設に加えて、一般のオフィスビルや商業施設、学校、医療機関、ホテルなど、幅広くビルマネジメントを行っています。私は現在、各企業オーナーさまの案件を担当する部署で上席主任としてチームをまとめています。私自身が現場に行き、お客さまとやりとりすることもしばしばです。お客さまとの打ち合わせの際はまず、どのような建物かをお伺いし、当社がご提供できるサービスをご提案します。お客さまから一度お仕事を受注すると、比較的長くお付き合いさせていただくことが多いので、信頼関係を築きながら提案営業をしていくようなイメージです。当社の特徴として、現場で働くメンバーが多いことが挙げられます。そのため、ビル価値向上と維持・管理をワンストップでご提供できることが強みです。自社で賄いきれない場合は、協力企業と連携してサポートを強化することも多く、お客さまの希望や提案内容によって対応できる万全の体制を整えていることは、営業をする上で大きなアピールになりますね。
基本的なことですが、身なりを整えることを大切にしています。加えて、レスポンスはできるだけ迅速に行うこと。また、お客様とお話する際は、堅苦しい話ばかりでなく、世間話をすることも心がけています。ポイントは、お客様の業界に合わせた話題を振ること。仕事の話ばかりする営業は、お客様からすると面白くないと思うので、私自身の人となりを知ってもらうためにも、いろいろな話題提供をしてコミュニケーションを図ることを心がけています。
また、部下を指揮する立場にあるため、一人ひとりの自主性を育めるような働きかけに重点を置いています。基本的に部下には、「失敗してもいいからまずは自分で考えて、やってみよう」と伝えており、なるべく指示は出さず、主体性を持って動ける人材になってほしいと考えています。私自身、高校時代に野球をやっていたのですが、そのときの監督が「精一杯やってみて、ダメだったら仕方ない」とよく仰っていました。仕事においても、やるべきことをやった上で本当に自分が頑張ったと、自分で思えるか？ということが重要。ですから部下や後輩には、他人の評価ではなく、自分自身の頑張りを自分が認めてあげられるような人になってもらいたいと思いながら日々接しています。
人間関係は非常に闊達で、仲が良いことは間違いないですね。私自身、後輩の意見に耳を傾けるように心がけており、部下からいろいろな質問や要望などが出てくることも多く、とても刺激になります。また近年、ワーク・ライフ・バランスの充実は注目される事柄ですが、特別忙しい時期を除いて、基本的には定時で帰宅できるように声を掛け合っています。嬉しいことに、私が入社してから業績はずっと右肩上がり。忙しい中でも協力し合いながらメリハリよく働ける環境です。私が入社7年ほどで上席主任に就くことができたように、頑張ればきちんと評価してくれる会社であることも魅力です。若手やキャリア組も含めて、やる気のある人がどんどん飛躍できる風土が根付いていることは、働きやすさにも繋がっています。
これまで営業として働いてきた方々へアピールするとすれば、やはり「小田急」というネームバリューがあるため、お客様への売り込みは他社に比べて格段に成功しやすいです。電話越しに通話を切られたことも今まで一度もありません。一方で、そこからが営業の力の見せ所であり醍醐味。自分が提案して受注できる喜びは、何度経験しても感じられますし、自信にも繋がります。さらに、基盤がしっかりとある会社のため、福利厚生も充実していることはいうまでもありません。頑張りにはきちんと評価してくれる環境があるため、仕事のやりがいは存分に感じられます。ぜひ、新たなフィールドとして、若手、キャリア組に関わらず、さまざまな人に飛び込んできてほしいと思っています。一緒に働くなら、明るい人がいいですね。私のチームには、ゴルフ好きのメンバーが多いため、ゴルフが趣味の人も大歓迎です。やりがいのある仕事に就きながら、皆で和気あいあいと趣味や仕事に勤しみましょう！
